演劇工房Théâtre pommesとは
(演劇工房Théâtre pommes公式HPより抜粋)
あなたへ
おはようございます。演劇工房テアトルポムです。
私達、演劇工房テアトルポムは、2023年10月から立ち上げ準備を開始し、東京の世田谷近郊、横浜で本格的に活動をはじめた劇団です。2024年10月に立ち上げ公演を横浜人形の家あかいくつ劇場で行いました。当劇団は、演出家である国光花馨と脚本家である楽静を中心に、二人の作品感に共感する仲間たちが集まり自分の出来る事を全力発揮し、作品創りをしています。
現在、演劇の様式は「岸田國士全集28」岩波書店 (1992(平成4)年6月17日発行)の中で書かれていますが、「悲劇」、「喜劇」の枠を出て、より自由に多岐に広がり、数多くの様式が存在しています。そんな中、当劇団の扱う演劇様式は、「歴史劇」と「夢幻劇」の2つの様式を融合した、独自の「夢幻史劇」となります。
「歴史劇」とは、歴史を素材にした演劇のことで、史劇(しげき)とも呼ばれています。また、「夢幻劇」とは、夢における人間生活を描いた戯曲のことを指しています。「夢幻史劇」といっても、なんの根拠もなく勝手に歴史上に世界をつくるわけではありません。「夢幻史劇」をつくる際にもルールを決めています。あくまで歴史の見る角度を変えるだけで、歴史上の時代背景、その時の状況、証言、証拠を元に、存在している歴史を否定することなく、事象の可能性を探求することというのがルールです。
新ジャンル「夢幻史劇」を扱う当劇団が常に大切にしている考えは「あなたと共に」です。
あったかもしれない過去や未来、まだ知らない可能性を探す旅に一緒に出かけましょう。
劇団員一同、皆様と劇場であなたにお会いできる日を楽しみにしています。
演劇工房テアトルポム代表・演出
国光花馨